
保育園やプレ幼稚園の入園を機に真剣にトイレトレーニングと向き合う親子が多いことと思います。
筆者もその1人で、現在、2歳8ヶ月になる長女のおむつ外れを本気で計画中! あれこれと策を練っているところです。
そこで今回は、約1ヶ月で完了できた長男のトイレトレーニングの経験なども踏まえ、トイレトレーニングの準備と基本をご紹介したいと思います。
トイレトレーニングに最適な時期は?
年齢で言えば3歳前後、季節は春〜秋がいいと筆者は思います。
一般的には……
(1)1人で歩ける
(2)言葉がわかるようになり少し話もできる
(3)おしっこの間隔が2時間程度空いている(※1)
これらのポイントが、トイレトレーニングを始めるサインと言われています。
5〜9月くらいの暑いくらいの季節のほうが、子どもの風邪の心配も少なく、また、トイレトレーニング中はお着替えが頻発するため、洗濯物がよく乾く時期を選ぶのがおすすめです。
トイレトレーニング時に揃えておきたいパンツと種類

大きく分けて、紙おむつをトイレトレーニング用に改良した「紙製」と「布製」の2種類があります。ですが、筆者の周りで「紙製だけ」で成功した例は聞いたことがなく、やはり濡れた感がばっちり伝わる「布製」の効果が高いかもしれません。
布製にも種類があり【6層構造】【4層吊り式】【4層一体型】【3層一体型】と分かれ、吸水層の違いがあります。吸水力の高い6層から始め、だんだんと薄いパンツに変えていくのも手ですね。
必要枚数ですが、トレーニングを始めたばかりの頃は、1日5枚は使います。洗い替えも考えると10枚あれば安心ですが、筆者は「一時期しか使わないのに10枚は多い!」と、4層型のトレーニングパンツ4枚に加え、長男の時は“お兄さんパンツ”も併用して使っていました。
お兄さんパンツ、とは、いわゆる男の子用の普通のパンツで、女の子用は“お姉さんパンツ”と呼ばれています。一度履かせてみると、これが結構気持ちの良いもののようで、気に入る子が多いです。
効果的だった!トイレトレーニング体験談

(1)「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」を読みきかせ
急にトイレトレーニングと言われても、子どもはわからないことだらけ。初めてのことは、口で言うより、目で見たほうが伝わることも多いので、まずは、トイレにまつわる絵本を一緒に読んでみましょう。

“トイトレ本”としても人気の高いこちらの絵本は、子どもだけでなく、親も「失敗しても大丈夫!」という気持ちにさせてくれます。
トイレトレーニング中はどうしてもイライラしてしまいがちなので、ぷくちゃんのママをお手本に、筆者も取り組みました。筆者の長男もこの絵本を読んでから、お兄さんパンツへの興味が出てきましたよ。
(2)「できたらすぐ!」がポイントのごほうび作戦
筆者の夫が発案「トイレに成功したらすぐごほうびをあげる」作戦。
当初、物で釣るのは反対だった筆者ですが、夫の「大人だってごほうびがあると思ったら頑張れるだろ?」の一言で、確かにその通りだと納得。
トイレでおしっこができたら、普段は買ってあげないおやつを1つ、すぐに買いに行って与えるようにしました。「次はおしっこが3回トイレでできたら」、おしっこの失敗が減ってきたら「次はうんちができたら特別なおやつを1つ買いに行こう」とハードルを徐々に上げて約束をしました。
「普段は買ってくれないおやつ」と「できたらすぐに与える」の2つがポイントで、トイレを頑張ったらもらえるんだ!という図式が子どもにとって分かりやすかったようです。
男の子の場合、単純な性格もあってか、ごほうび作戦は効果的であることが多いですが、筆者の長女の場合、なかなかごほうび作戦にも興味を示さず、今は人形にトイレをさせるお世話遊びからスタートしています。
トイレが「恥ずかしい」という気持ちがあるようなので、好きなキャラクターのパンツやごほうびシールなど揃え、まずは楽しい雰囲気をつくっていきたいと考えているところです。
トイレトレーニングは親子共に大変ですが、乗り越えたら本当に大きく成長します。
頑張りましょうね!
【参考・画像】
※1 トイレ・トレーニングよくあるご質問スタートから卒業までの悩み・トラブル、即解決!
※ ひろかわ さえこ(2001)「ぷくちゃんのすてきなぱんつ」−アリス館
※ globalmoments、 Juan Aunion / Shutterstock
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